「ほっ」と。キャンペーン

蘇我のJFE廃高炉(第5溶鉱炉)×HDR

昨日に続き、京葉工業地帯、蘇我にあるJFEの第5溶鉱炉の写真。
廃墟や朽ちていく廃車等とHDRの相性の良さは実感していたが、やはり廃工場、特に錆具合の表現にもぴったりだった。

ブラケットで5枚撮影~HDR。
小さいサイズだとモアレが起きそうなぐらい、物凄い密度で内部の様子が写っているので、少し大きめのサイズでUP。
この写真、1920×1080のモニターいっぱいに広げてい見ていると、視点が定まらなくなってくる。
同じサイズのHDR写真よりデータサイズも大きいので、500KBのアップロード制限に合わせて、強めの圧縮を掛けざるを得なかった…。
c0180505_22512450.jpg

しかし、解体されゆく高炉を、HDRとレタッチの作業をしながら隅々まで拡大して眺めていると、コレだけの建造物を産業遺産として残す事はできなかったかなあ…等と考えながら、ちょっとせつなくなった。
ドイツの世界遺産、フェルクリンゲン製鉄所のような施設が日本にもできないものか…。

日本を代表する歴史的な製鉄の街なのに、高炉もなくなり、橋上市場も取り壊された釜石には、転勤で東北に来たというのに一向に足が向く事がない。
駅前にそびえる高炉は町のシンボルで、それを見ると釜石へ帰ってきたなあと思っていたので、今の街の姿は寂しい…といった話を釜石出身の人に聞いた事もある。

もちろん、保存するにはかなりの維持費も掛かるだろうし、おいそれと企業が行えるものでは無いだろうが、国や自治体も協力しつつ、観光資源としても活用し、重要な産業遺産を残していけないものか…。
日本でも、故郷の岡山では犬島の精錬所のように、アートや観光と結びつけた保存のプロジェクトが動き出しているし、ネットなどを通じて、工場や廃墟、巨大建造物等、今までマイナーだった嗜好も脚光を浴びて一般化しつつあるので、今後に期待したい。
そういえば、軍艦島(端島)も一般の上陸が許可されそうで、近畿日本ツーリストが早速ツアーを組んでいる。
これ、参加したいなあ。
[PR]

by hiro_sj30 | 2009-04-07 23:04 | 工場・コンビナート 写真  

<< 工業地帯の野良猫×HDR 京浜・京葉工業地帯×HDR >>