北東北ツーリング(4)下北半島 願掛岩【2】

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昨日書いたように、願掛岩には男岩と女岩があり、双方に小さなお社がある。
男岩のそれに比べ、この女岩の社は遥かに小さく、日々の風でも十分強風だろうに、嵐でも来ようものなら一発で吹き飛んでいきそうな佇まいだ。

駐車場からは、足を滑らせば十数メートル下へ滑落しそうな急斜面に、人0.5人分程の道のような痕跡が、岩の上へとジグザグに向かっている。
この社がある辺りで、既に馬の背状態で、両サイドの崖を覗けば、数十メートル下に白く泡立つ波打ち際の岩場が見えている。
かなりの高所恐怖症だというのに、どうしても撮りたい衝動を抑えられず、でかいカメラバックと三脚を抱え、恐怖で引き気味の腰をどうにか前に進めてみる。

社の横のわずかなスペースを通り抜けると、女岩の頂上に向かって、さらに細く、急勾配のみちのようなものが続いている。
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ぱっと見では、たいした事無い傾斜や高さに見えなくもないが、対角魚眼レンズで撮ってこの絵なので、魚眼使いの人なら想像がつくかもしれないが、普通に立って登れる傾斜ではない。

振り返って下を見ると…。
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足下まで撮ろうとすると、カメラも三脚も自分も、前のめりに転がり落ちそうになった。
その時は気づかなかったが、三脚の脚までしっかり写り込んでいた。

三脚とカメラバックを持ったまま、これ以上登る事が出来ず、装備一式を社の裏に置いて、這うようにして上まで登ると、天地、水平の全方向に視界が開け、打ちつける強い風と波の音だけが、ゴウゴウ、ドッパーンと響いていた。
かすんだ空にぼんやり広がる夕焼け色に見とれていた…なんて余裕は高所恐怖症の身には無く、テープの逆まわし映像のように、足から先に情けない格好で降りていった。
そんな訳で、女岩の頂上では結局写真を撮らず終い…。
下の写真は、男岩の頂上付近から南方向を撮ったもの。
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コチラは女岩以上の急勾配ながら、途中までは階段状の足下と崖側の手すりに助けられる。
とはいえ、安全に配慮した観光スポット等では全くないので、ヒール等では決して登らないようにしましょう。

写真は。ブラケット5枚撮り〜photomatix〜Topaz Adjust
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by hiro_sj30 | 2009-06-16 02:56 | ツーリング 写真  

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