PENTAX K-5のダイナミックレンジ

前回、A-GARAGEさんからもコメント頂いた、K-5のダイナミックレンジ。
高感度画質の優秀さばかり取り沙汰されるけど、低感度はどうなのか?
K-5関連のキーワードで辿りつく方もいらっしゃるようなので、その辺りを、購入して4カ月、15918回のシャッターを切ってきた実感と、いくつかの画像で検証…というか、感想をまとめてみます。

A-GARAGEさんがコメントに貼ってくれた、カメラ別のDRがランキングされているリンクや、デジカメinfoの投稿(どちらもDxO Mark調べのデータ)を見ると、DRの数値がニコンのD3Xを超えていたりで、俄かには信じられない数値になっています。

実際のところ、使っていてもその恩恵を実感できます。
過去のPENTAX中級機に比べ、明らかに白飛び黒ツブレが減りました。
多少の白飛び黒ツブレがあるぐらいがメリハリが出るものなので、RAWで撮って現像すると、パッと見、コントラストが弱く、眠い感じさえします。
銀塩フィルムでは、エセ森山大道的な白飛び黒ツブレ上等なモノクロスナップもよく撮っていましたが、基本的にはデジタルよりネガフィルムの方がラチュードが広く、使い勝手が良いと思っていました。
しかし、最新の撮像素子は、同サイズでの解像度だけじゃなく、DRもの銀塩に優ってしまったように思えます。

例えば、晴れ渡った朝に、ISO80で撮ったコレ。
c0180505_338216.jpg

RAW1shotをphotoshopCS5で現像しただけですが、小さな反射部分で飛んでいるところもあるものの、空の青さや雲のディテールから軒下の暗部まで、しっかり描写しています。

等倍切り出しがコレ。
c0180505_339777.jpg


トーンカーブで、暗部だけ持ち上げるとこうなります。
c0180505_339519.jpg

ノイズ処理なしでも、暗部のノイズは目立ってきません。

さらに明暗差の激しいシーン。
手持ちでカメラ内HDR(自動で-3・0・+3のブラケット3枚~HDR生成)で撮ったのがコレ。
c0180505_3421045.jpg

そして、RAW1shotをphotoshopCS5で多少のプラス補正で現像したのがコレ。
c0180505_3425041.jpg

カメラ内HDRとの大きな差はないような…

等倍で切り出して、トーンカーブで、暗部だけ持ち上げたのがコレ。
c0180505_3431726.jpg

いや~、なかなかツブレません。
流石に、上の方であげたzeiss planar50mm fi.4で撮った等倍切り出し画像に比べると、ディテールに甘さが出るものの、8-16mmという超広角のズームレンズにしては、よく写ってます。

ついでに、夕暮れ時の電柱をRAW1shot~photoshopCS5で普通に現像。
c0180505_3452121.jpg

photoshopCS5のRAW現像時の補助光効果で、暗部を持ち上げつつ現像したのがコレ。
c0180505_3453580.jpg

RAW1shotをphotomatix4.0に突っ込んだ後にphotoshopCS5で仕上げたのがコレ。
c0180505_3462256.jpg

ちょっとアンダー目に撮って、出来る限り白飛びを抑えれば、余程の逆光とかでなければRAW1shotだけでOKなのかも…。
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by hiro_sj30 | 2011-03-10 01:55  

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