巾着田の画仙

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埼玉県日高市、巾着田の曼珠沙華が見頃ですね。
仕事で日高に寄る事も多いのですが、この時期の週末に不用意にあの辺りに近づくと、とんでもない渋滞に巻き込まれてしまいます。
そんな訳で、平日休みを活かして、しかもオートバイで訪れたのですが…それでもかなりの渋滞でした。
とはいえ、群生する満開の曼珠沙華は、そこまでしてでも見たくなる圧巻の風景です。

菅笠にススキを差し、瓢箪を携えて絵を描くこのおじさん。
一見すると仙人風で近寄りがたい雰囲気なのですが、話しかけるととても気さくで、作品と一緒にAEB5shotで撮らせてもらいました。
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# by hiro_sj30 | 2011-09-29 03:06 | スナップ 写真  

ISO AUTO×露出ブラケット(伊豆 長八の宿 山光荘)

前回のエントリーで、ISO AUTOでオートブラケット撮影をした際のシャッタースピードについての質問があったものの、簡単に説明し辛いので、ちょっとまとめてみました。

かつての銀塩機ではフィルムのISOは固定なので、露出を調整する要素はシャッタースピード(SS)と絞りに限られました。
要は、光を取り込む時間と、光を取り込む穴の大きさを変えることで露出を調整していたわけですが、デジタルカメラでは感度が可変なので、それを応用した露出調整が可能になったわけです。

PENTAXデジイチ(Q含む)でのISO AUTO機能は、ISOの下限と上限がかなり細かい幅で設定可能で、その設定範囲内で、最適な露出を得るためにISOを可変させます。(K-5だと、拡張設定でISO80〜51200)
中級機だと、感度UPポイントの設定(SLOW/標準/FAST)が可能で、なるべく早く感度を上げるか、極力感度UPを抑えるかを選ぶ事ができます。

普通に撮るだけならシーンの明るさに合わせてISO値が変化するだけなのですが、そこに露出ブラケットを組み合わせると…
絞り優先ならSS、SS優先なら絞りが、ISOと合わせて変化します。

私は、絞りを一定にしてブラケットをしたいので、大抵は絞り優先でブラケットをしています。
そうすると、感度とSSを変えて露出を変える訳ですが、手ぶれ補正が起きにくいギリギリのSSを下限として、後は感度が上がっていきます。
しかし、設定した上限感度でも、露出が足りない場合は、手ぶれの恐れもある速度までSSを落としてきます。

と…ココまで書いてきたものの、自分で読みかえしてもイマイチ分かり辛いので、表でまとめてみました。
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こうやってまとめてみて見ると、おそらく標準設定だとSSの下限は1/50、SLOWだと1/25、FASTだと1/100になるようです。
4)のように、暗いシーンで、設定上限感度では露出が足りない場合は、際どいSSになりますね。
とはいえ、手ぶれ補正も組み合わせると、コレぐらいなら手ぶれはかなり抑えられますし、+4EVのshotが多少ぶれていても、HDRにすると殆ど問題になりません。

このISO AUTOとオートブラケットの組み合わせ、手持ちで夜にHDR用のブラケット撮影をするなんて時にはかなり便利で、高感度画質が大幅にアップしたK-5では、本当に使える機能になりました。

ちなみに、ISO AUTOの上限感度は〜12800ぐらいまでだと、RAWでAEB5shotなら、こんな感じで、夜の横町なんかでも使い物になります。

4)の設定で撮った写真からのHDRIがコレ。
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鏝絵の名人、長八の作品で有名な、伊豆 松崎町の山光荘のロビー。
つげ義春の「長八の宿」という作品の舞台になった宿で、最初に彼の漫画を読んだ学生の頃以来、一度は泊まってみたかった宿です。


そういえば、NIKONの1インチセンサーのミラーレス機=「Nikon 1 J1& V1」、動きものにも使えそうなスペックだったり、撮像面位相差AFの搭載とか、気になる部分も多いんですが、手持ちで夜にブラケット撮影するには、最高感度が低め…
というか、ブラケットの機能が仕様に見当たらない。
PDFの説明書も見たのですが、やはり見当たらない…。
もう一回見てみたけど…ホントにない?
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# by hiro_sj30 | 2011-09-22 00:27 | カメラ  

PENTAX Q テスト撮影 for HDR 02

他にもデータがあったので、前回に引き続き、某カメラ店で試し撮りさせてもらったPENTAX Qのブラケット〜HDRのテストです。

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コチラも、±3EVでオートブラケット3shot。
ISO AUTOで、感度は前回より高め(125、250、2000)。
Topaz Denoiseとかclearといったノイズ軽減処理をせず、こんな感じです。

ちなみに、+3EV(ISO 2000)のshotがこれ。
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もう一枚は、さらに感度が上がって、ISO AUTOで(125、400、3200)
こちらは、軽めにDenoiseをかけたレイヤーを混ぜてます。
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+3EV(ISO 3200)のshotがこれ。
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どちらも、高感度域での色ノイズが目立たないので、処理がしやすいですね。
モチロン、それなりに光がある店内撮影という事で、夜の街などの明暗差の大きい場面での撮影に比べるとノイズが出にくいシチュエーションなので、実際にいろんなシーンで使うと、また違ってくると思います。

Qを開発する際に、1/2.3型裏面照射型CMOSだけでなく、一回り大きい1/1.7型も検討されたようですが、コンデジユーザーで不満の高い、暗い場所での高感度性能も妥協が無い形で仕上げたかったという事で、ノイズ特性の良かった1/2.3型に決定したとの事。
ボケ量、ボケ味に関しては、開発者の方曰く、両者でほとんど違いはなかったそうです。
解像度に関しても、「センサーを小さくしても、レンズの解像性能を高めれば写真は良くなる」という考えから、ボディサイズやレンズをより小さくできる1/2.3型にしたそうです。

ただ、Qの対応できるイメージサークルのサイズに多少の余裕があるようなので、将来的にワンサイズ大きなセンサーが搭載される可能性もあるようです。
(ただし、ボディ内手振れ補正の為の余裕が必要なので、ギリギリの大きさまでは使えないと思います)

実際、私も1/1.7のセンサーを積んだコンデジを持っていますが、概ねQの画質の方が繊細で解像感が高い&高感度の画質が良いですね。
もちろん、K-5等のAPS-C機の画質と比べると劣る訳ですが、コンデジとは一線を画す仕上がりの画質だと思います。

こちらは、ダウンロード可能なRAWデータを頂いて、1枚から弄ってみました。
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Topaz adjustは全く使わず、ノイズ処理も最小限に抑え、元データの味を残した感じの仕上げです。
おっちゃんのヒゲや服、ちりめんキャベツやブロッコリー等の素材感がなかなか良いです。
1/2.3型でも、ここまでできるもんだと、素直に感心しました。

それよりも何よりもこのカメラ、実際に手にして撮ってみると、物凄く物欲を刺激されるのです。
コンデジにはない基本スペック、操作性、拡張性。
小さく堅牢なマグボディにギュッと詰まった凝縮感と、軽快なシャッターフィールがタマランです。
センサーサイズを大きくする事で、このパッケージングを失うんだったら、本末転倒な感じさえします。
今月は何かと物入りだったので、グッと堪えましたが、それが無ければ間違いなく衝動買いしてしまう所でした…。

ああ、いろんなシチュエーションで試してみたい…。
PENTAXさん、モニターで使わせてくれないかな~。
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# by hiro_sj30 | 2011-09-14 03:36 | カメラ  

PENTAX Q テスト撮影 for HDR

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8月31日に発売された、"ナノ一眼" PENTAX Q

某店で自分のSDカードを入れて撮影させて頂けたので、さっそくブラケットでHDR用にテスト撮影してみました。

一部のカメラ・写真好きからは、センサーが裏面照射の1/2.3型CMOSという事で、普通のコンデジと何が違うんだ!なんて危惧の声もあがっていたQ。
今回限られたシチュエーションで少し使っただけの感想ではありますが、ハイエンドのコンデジでよく使われてきた 1/1.7型CCDの画質と比べ、全く遜色は無いですね。
高感度画質に関しては、Qの仕上げはかなりいい感じです。
そのあたりの違いは、多分他でも詳しくレポートされると思いますので、ココではHDR用に特化した使用感を書いてみます。

○普通の一眼レフ並の露出補正の広さ(±3EV(1/3EVステップ))
 PENTAX機だと、さすがにK-5のような中級機(±5EV(1/3EVステップ)には及びませんが、K-rと同じスペックですね。

○露出ブラケット性能の高さ(3コマ 最大±3EV(1/3EVステップ)リモコン使用可)
 コチラもK-5のような中級機(3or5コマ ±5EV(1/3EVステップ)には及びませんが、K-rとほぼ同じスペック。
 リモコンが使える所は三脚使用ではK-rよりもHDR向き。

○シャッタースピードの早さ(JPEGで約5コマ/秒)
 感覚的にはK-7とほぼ同じ感じで「シャカ・シャカ・シャカ」と小気味よくブラケットできました。
 ただし、RAWだと「シャカ・・シャカ・・・・シャカ」と、かなり間が空いてしまうので、K-7やK-5のようにRAW+でバシバシ5shotブラケットをしまくるのは難しいです。

○高感度画質の良さ
 ISO3200や6400での単写画像を見た感じでは、色ノイズが良い感じに抑えられ、HDRの明撮用途には十分な画質です。
 K-x以降、PENTAXの高感度ノイズの処理の仕方は安定感がありますね。

○ISO AUTOの使い勝手の良さ
 露出ブラケットと組み合わせると、各shot毎に、ブレが起きない程度のシャッタースピードになるように感度を上げてくれる。
 その上がり方が、結構控えめで、簡単に設定最高感度にはならず、うまくばらけさせてくれます。

○前面のクイックダイヤル
 お気に入りの設定を4つ登録できる。HDR用の設定を複数登録しておけば便利ですね〜。

△ファインダーが無い
 両脇&顔の3点で固定できないので、手持ちブラケットが不安定。
 両吊りのストラップがあれば、ピンと張る事である程度は解消できる。
 ゴリラポッドとの組み合わせが良さげ。

上にUPした画像は、ISO AUTO125-3200、±3EVでjpeg3shotの露出ブラケット。
各shotの感度は200,125,1600。

こちらは同じ設定で、感度は125,125,640。
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後処理で、たいしたNRをかけなくても、暗部のノイズは目立ちません。
もっと光の無い、夜の路地裏で試してみたい…。

そんな訳で、このサイズの中では、かなりHDRに使えるデジカメだと思います。
あやうく、fisheyeとセットで買ってしまう所でした。 
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# by hiro_sj30 | 2011-09-02 01:14 | カメラ  

坂出人工土地_02

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坂出人工土地の、高さ6〜9m人工地盤上には、1960年代〜80年代の間、数期に渡って団地が建設され、市営京町団地が出来上がった。

前回のコメントでArchitectural HDRのdoikenさんが解説してくれた中にも
>大高氏は人工地盤を駆使し導線を植物のように表し、配置計画も有機的なデザインになっています。
とありましたが、この掲示板の図を見ると、その意味がなんとなくわかるかも。
団地の各棟が意図的にズレて配置されているのがよくわかると思います。
実際には、期によって違う人工地盤や団地の高さも相まって、団地特有の無機的な感じがありません。
入り組んだ団地の中をさまよっていると、人工地盤上なのに、東京の下町…墨田区の京島
や東向島(玉ノ井)あたりの路地裏に迷い込んだような感覚におちいります。
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# by hiro_sj30 | 2011-08-26 02:00 | 建築写真