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鹿島臨海工業地帯の夜

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数年ぶりに鹿島の製鉄所やコンビナートを堪能。

鹿島港の南側に広がる東部地区は、石油化学系のプラントやタンクが集積した、いわゆるコンビナート。
上の写真のように、片側2車線の整備された道路沿いに、大規模なプラントが立ち並んでいます。

鹿島港を挟んで北側に立ち並ぶのは、住友金属鹿島製鉄所の高炉に煙突。
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港を挟んで1km程度しか離れてない場所なのに、深く長く穿たれた鹿島港を迂回する事になるので、車でも30分程度かかってしまいます。

製鉄所のある港の北側から見た南側のコンビナート。
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そんな、近くて遠い2エリアを行ったり来たり。
しかも、鹿島には港公園に高さ50mを越える展望タワーがあり、その屋上は手すりのみでガラス無し!
さらに、その近くの埠頭からは港を巡る遊覧船が!
そんな訳で、ほぼ半日ウロウロして、撮影データは32GBオーバー…。
もう、処理どころか、要不要の整理さえ覚束ないですよ…。

写真は、船上で撮った写真以外は、基本的に5AEB、場面によっては露出を変えてさらに5AEB。
AEBの露出差は、主に2or1.7EV、たまに1or1.3EV。
今回から日本語版のphotomatix 3.2.6を使用。

冬は、モクモクといい蒸気があがるし、空気も澄んでるんで、工場鑑賞のベストシーズンなんですが…
概して風が強く、気温も低いので、長時間露光&AEBはブレと寒さとの闘いとなります。
野犬やヤンキーもウロウロしてたりするんで要注意。

あと、工場撮影に適した場所には、必ずと言っていい程釣り人が居るんですが…、
「釣りしてる人がいるってことは行ってもOKなんだ。」
なんて思って、気軽に堤防や岸壁に入ると、アウトな場合が多いです。
鹿島港は釣りスポットとしても有名で、釣ってもOKな場所も色々あるようですが、通算60人以上の人が波に飲まれて死んでいる南防波堤のような危険な場所もあります。
それだけ死んでて、進入禁止のフェンスやゲートもあるのに、沢山の釣り人がいたりします。
この写真を撮影した日も、ずっとヘリが飛んでるなあと不思議に思っていたら、3人行方不明(一人が遺体で発見)だそうで…。
合掌。

by hiro_sj30 | 2009-12-15 10:51 | 工場・コンビナート 写真  

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