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北東北ツーリング(3)下北半島 仏ケ浦【3】

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海峡ライン沿いの展望スポットから望む仏ケ浦。
浜辺にいる時はピーカンだと思ったが、遠景は春霞がかかって見通しが悪かった。
クリアな時は対岸の津軽半島や北海道の函館方面まで見えるそうだ。

HDR合成をするには、ピーカンの青空だとノイズ処理が大変なので、コレぐらいの空や曇り空の方が良かったりする。
前回、前々回の逆光の青空は、その辺りの処理が大変だった…。
だったら、しなけりゃ良いのに、という話でもありますが、逆光下での陰の部分の岩肌と青空を両立させたい訳で…。

ノイズとともに、小さくつり込むダストも厄介だ…。
太陽を入れ込むと、絞り込むしかなく、極小ダスト一つ一つの影が、青空に沢山浮かんでくる。
海辺で塩気と湿気を含んだダストは、PENTAXのなんちゃってゴミ取り機能では、全く落ちてくれない…。
K-7は、オリンパスのような超音波方式になったようなので、期待の機能の一つだ。

K-7の新機能と言えば、HDR合成もその一つなわけだけど、サンプル画像や、出張ついでに新宿のペンタックスフォーラムでβ機を触ってみた感想では、きれいめなHDRI=見た目にの印象に近いイメージを作るには良いかもしれない。
こってりいきたい人は、Topaz Adjustあたりで、追加加工すると良い感じになるかも。
HDRモードを選ぶと、合成用に自動的に撮影された3枚の元画像は、合成後に消えてしまう。
PC合成用に残しておいてほしい所だが、それは別途ブラケットで撮ってくれという事らしい。
ブラケット設定専用のボタンが無くなって、使い勝手がどうなったか心配だったが、セルフタイマーマークの着いたボタンが、ドライブモード選択ボタンになっていて、このボタン一押し〜ブラケットモードの選択〜前後ダイヤル操作で露出幅やshot数も簡単に選択できた。
その辺りの使い勝手の良さへの配慮は、抜かりないようで安心した。

HDR合成は細かいパラメーター調整等は無いが、「標準」と「誇張」を選べる。
「標準」
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「誇張」
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ぐらいの変わり方をしてくれると面白いけど、多分上の写真で「誇張」設定ぐらいかなあ。
なんにせよ、月末の発売日が楽しみだ。

by hiro_sj30 | 2009-06-09 03:14 | ツーリング 写真  

北東北ツーリング(3)下北半島 仏ケ浦【2】

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仏ケ浦は、緑色凝灰岩を主とした岩場が、長年の海からの侵蝕でできた奇勝とのこと。
とはいえ、巨大な奇岩に囲まれて、じっと岩壁を見ていると、侵蝕されているというよりも、下からニョキニョキ育っているようにも見えてくる。
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仏ケ浦の極楽浜にある、紀行家・大町桂月の歌碑に刻まれている、
「神のわざ 鬼の手つくり仏宇陀 人の世ならぬ処なりけり」
という歌も納得の風景。

急な山道&崖沿いの長い階段を下ってくるか、観光船でしかアクセスできないので、どこに行っても混雑しているGWでも人がまばらで、変に俗っぽくなっていない所も良い感じだ。

by hiro_sj30 | 2009-06-08 08:50 | ツーリング 写真  

小島一郎写真集成

仕事の関係で、週一回は東京へ行っている。
6年間働いていた街とはいえ、名古屋、大阪、仙台と、東京を離れて3年近く経ってしまうと、たまに出かける東京に疲れてしまう。
東京、というか渋谷、新宿と言った方が良いかもしれない。
昔住んでいた墨田区の向島をはじめ、東京でも下町方面は今でも大好きだ。
本当は、八広の丸好酒場あたりで、モツ煮込みとレバ刺しなんかをつまみながら、キンミヤ焼酎を割ったホッピーをグビグビやりたい所なのに、なかなか濹東へ渡る時間が作れない…。

とはいえ、長らく地方にいると、圧倒的な物量と情報量には逆らえず、空いた時間で新宿の大小カメラ屋や大型書店、レコード屋、神保町の古書店、アキバ等をうろうろしてしまう。

これだけネットで何でも買える時代ながら、本は実物を見てみないと買えない性質なので、帰りの荷物になるというのについつい買い込んでしまう。

今回のメインはこの写真集。
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青森を中心に、北の地を撮り続け、昭和39年に39歳で亡くなった写真家の写真集。

数年前にも違う出版社から写真集が出ていて、この写真や、この青森県立美術館での企画展のプレスリリースの表紙にも使われていた写真等に、すっかり惹かれてしまった。

HDR写真を最初に見た時に思い浮かんだのがこの人の写真。
木村伊兵衛や土門拳を筆頭に、「絶対非演出の絶対スナップ」による「リアリズム写真運動」が広くアマチュアまで浸透していた時代。
そんな中で「スナップより造形美でいきたい」と言い、リアリズム写真の題材には事欠かなかったであろう、近代化の遅れた津軽や下北の農村・漁村を撮りながらも、地域の特殊性やヒューマニズムに拠らない写真で北の地を表現している。
黒い雲の中から差し込む逆光の太陽。そんな空模様と雪道を歩く農婦の姿を、暗室内で部分的な覆い焼きを繰り返す事で細部にわたって印画紙に焼き付けたりする。
撮影だけではなく、印画時の技巧を凝らし、作品を作り上げている。

そんな写真と、表現技法は、HDR好きな人にはきっと刺さるものがあると思います。
写真集でこのボリュームとしては高くないと思うし、見応えのある1冊です。

そんなこんなで、東京に行くといつも荷物が重くなるので、最近は一眼&レンズ3本+三脚を持っていくなんて無茶は止め、DP1と小型のゴリラポッドをバッグに潜ませている。
御徒町での用事を済ませ、歩いて秋葉原へ。
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DP1は強い光源を画面上に入れると、その周囲に赤いゴーストが発生するので、街の夜景撮りはなかなか難しい…。
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とはいえ、3枚ブラケットからの合成だと、元々のDRの広さもあり、とても作業がしやすい。

by hiro_sj30 | 2009-06-06 10:06 | スナップ 写真